こんにちは。かいです。(@3Xap2)
タイトル通り、青年海外協力隊の派遣が延期になってから1年半が経ってしまいました。
応募したのが2019年の夏。もう2年前になります。
あの時は25歳だったのに、もうすぐ27歳!!立派なアラサーです。
私は2020年1次隊に決まっていたので、2020年の春から訓練が始まる予定でした。
ですが、コロナであれよあれよと派遣が延期になり…今に至ります。
派遣が延期になって1年半とキリが良い?ので、今回は延期~今までを振り返ってみます。
この1年半をざっくりと
1年半と言っても派遣再開を信じて待ち続けたニート期間、教員として働く期間など分かれています。
ざっくり言うと下のような4つの期間に分けられます。
①派遣再開まちの待期期間(ニート1)
②失業給付受給期間(ニート2)
③臨時的任用教員(専科)
④臨時的任用教員(担任) ←現在
4か月ほどニートとして実家で過ごし、教員として働き始めました。
1つずつ細かく見ていきますね。
①派遣再開まちの待期期間(ニート1)
訓練開始予定だった4月~5月ごろまでが①です。この時25歳です。
派遣を待ちつつ、感染を避けて実家で過ごす日々でした。
先が見えない不安と、金銭的な心細さでネガティブな気持ちでいることが多かったと思います。
青年海外協力隊候補生は手当てをもらえない
派遣されていた青年海外協力隊の先輩方、訓練直後の隊員の方はもちろん、2020年1次隊もコロナの影響をかなり受けた隊次になります。
金銭的な面では2020年1次隊は、最も影響を受けた隊次かもしれません。
青年海外協力隊候補生(試験に合格したが訓練が未完了の人)は手当てがもらえなかったのです。
訓練が始まる数週間前に、訓練の延期が発表されました。
訓練直前の発表だったため、その時には私のように家を引き払ったり、仕事を退職している人も多かったです。訓練前の候補生は、手当も貰えず貯金を切り崩しながら派遣再開を待つしかありませんでした。
これは本当に困りました。青年海外協力隊の事務局にも色々な人が問い合わせていましたが、規則上どうにもなりませんでした。
コロナによる混乱もここまで長く続くとは思っておらず、派遣再開を待って過ごしていました。
失業給付受給期間(ニート2)
2020年6月~8月ごろまでが②です。この時まだ25歳です。
訓練延期の発表があってから3カ月ほどたちました。
あれ?コロナ全然収まらないぞ。派遣再開の見込みが立たないぞ?
かといってコロナの影響もあり、バイトもできる状況ではありませんでした。
3カ月の失業給付を受けることに
このまま貯金を切り崩していても減る一方なので、ハローワークで失業給付の申請をしました。
私の場合もらえる期間は3カ月でした。3か月後に訓練再開!とはならないだろう。と受給を決めました。失業給付で貰ったお金はそこまで多くありませんでしたが、実家暮らしということもあり問題ありませんでした。
SNSなどで繋がった人の中には、仕事を退職した後も一人暮らしを続けている人がいてかなりしんどそうでした。
ニート期間にマッチングアプリで恋活
ニート期間で暇だし、しばらく日本にいるんだから…とマッチングアプリを始めました。
With(ウィズ)というアプリを1ヶ月くらい使いました。やり取りはたくさんしましたが、実際に会ったのは2人だけ。
元青年海外協力隊の人と、今の彼氏です。
元青年海外協力隊の人は良い人だったんですが、おしゃべりすぎて。9割相手が話す側。こんなにおしゃべりな男性がいるんだなー。と驚いたのを覚えています。
彼氏とは10回ほどデートをして付き合い始めました。緊急事態宣言が解除されていた時期で、飲みに行ったりできたおかげで仲よくなることができました。
外国に行くかもしれないのに彼氏つくるのはどうなの?とも思いましたが、アラサーなのでそこも同時進行で!と思って動いていました。
③臨時的任用教員(専科)
2020年8月~3月ごろまでが③です。26歳になってしまいました。
失業給付受給の3カ月が終了してしまう、派遣再開のめども立たない。ということで、地元で臨時的任用教員として働くことにしました。
青年海外協力隊を経験してから学校現場で働くつもりだったので、順番が逆になってしまいましたがいい経験になりました。
学校では算数の専科として3,4年生を担当していました。
専科なので担任業務が無く、ほぼ定時退勤。慣れない環境&分からないことだらけで大変でしたが、明るいうちに帰ることができ、割とホワイトな働き方ができていました。
彼氏と同棲開始
青年海外協力隊待機をしながら、同棲始めたの!?と思う人がいるかもしれませんが、彼氏と同棲を始めました。
というのも
・コロナが長引いていて、派遣がいつになるか分からない。
・派遣されたとしても、現地の小学校でどれだけ活動が制限されるか分からない。
・当初の予定では25歳で派遣だったが、すでに26歳。アラサーとして焦る。
・将来子どもが欲しいから、やりたいことより結婚出産などのライフイベントを優先すべき?
など青年海外協力隊に全てをベットできない理由がありました。
女の方がやっぱり大変?
私の考えですがSNSを見ていても、男性の青年海外協力隊候補生のほうが余裕がある印象を受けました。
女の青年海外協力隊候補生の中には私のように、結婚や出産の事を考えていつまでも派遣を待つことに不安を抱えている人が多かったです。
青年海外協力隊に行くとなると、派遣期間だけでも2年になるので色々悩みます。
結婚はともかく出産を考えると女はリミットがあって大変ですよね。(もちろん男性も女性とは違う面で大変なことはありますが)
フランス語検定3級取得
派遣再開を待って、ほそぼそと続けていたフランス語の勉強。
(わたしの行く予定だったセネガルの任地はフランス語が活動使用言語でした。)
3級と4級のダブル受験をして、無事に合格!!
別の記事で書きますが3級と4級の難易度は全然違いました。
でも、勉強すれば3級は取得できます。受験するならいきなり3級をおすすめします。
行けるか分からない国のために語学勉強を続けるエネルギーが私にはなくて、現在はフランス語の勉強はストップしています。いつか再開して、更に上の級を取得するつもりです。
④臨時的任用教員(担任)
2021年4月~現在までが④です。もうすぐ27歳になります。
春から臨時的任用教員の担任として働いています。教員はブラックと言いますが、その通りです。
去年は年度途中の専科ということで、分掌も軽く楽な仕事でした。
しかし、本年度は担任で分掌もあります。最初の頃は8時過ぎに退勤していました。
最近は、無駄を省いたり早く帰ったりしてブラックをグレーくらいに抑えて日々を乗り切っています。
今後のライフプラン
青年海外協力隊の希望を2022年の春で出しては、います。でも、今回の参加は見送ろうと決意を固めつつあります。
今の隊員の状況としては、活動が制限されていたり訓練がおわっても派遣が延期されているようです。延期された訓練にやっと参加したのに、今度は派遣が延期…辛いことだと思います。
ただ最近、任国に行かれた先輩方の生活がSNSで見られるようになってきました。みなさん念願をかなえて、ポジティブに生活を楽しんでいるみたいでホッとしています。
青年海外協力隊の応募も再開されて、応募者にSNSをフォローしてもらうことも増えました。
待てば青年海外協力隊になって活動することはできそうです。でも、もうすぐ27歳。子どもが欲しいアラサー女としては、結婚出産を優先した方が、後悔が無いのでは?と思っています。
もちろん結婚出産は相手次第なので何とも言えないです。あくまで計画です。
教員採用試験の結果を受けて
青年海外協力隊参加ではなく、結婚出産を優先しようと思っているので教員採用試験も受けました。
結果は10月の始めにでます。
教員採用試験が合格していれば、正規として働き結婚出産する。その後チャンスがあれば青年海外協力隊などにチャレンジしていく。
でも、教員採用試験に不合格していたら…どうするかまだ決めていません。
産育休をとる事は諦めて、出産後すぐに働くかもしれませんし、青年海外協力隊に行くべきと思ってライフイベントは後回しにするかもしれません。
結果が出るまでドキドキです。
まとめ
私は自分のやりたい事を人生でやり続けたいし、家族を作って子どもも育てたい欲張りアラサーです。
人生のリミットのある結婚出産と、若いうちにチャレンジしたい青年海外協力隊。
色々とコロナのせいで悩むことになってしまいましたが、この1年半は振り返ってみると充実していました。
教師を始めて、彼氏と同棲を楽しんで、趣味で英語やフランス語の勉強を続けています。
10月の教員採用試験の合格発表が自分の転機となりそうですが、その時は後悔の無い選択をしたいと思います。
アラサー頑張ります。かいでした。(@3Xap2)
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